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わが国におけるアレルギー疾患の羅患率は年々増加傾向にあり、現在では国民の役30%が何らかのアレルギーをもっているとされています。
アレルギー疾患を性差の視点からみると、その羅患率には男女で差があることがわかります。成人において喘息やアトピー性皮膚炎などは女性に多く、一方で通年性のアレルギー性鼻炎は男性に多くみられます。羅患率だけではなく重症度にも男女差があり、成人の喘息やアトピー性皮膚炎患者では女性の方が明らかに重症化しやすいとの報告があります。
食物アレルギー 経口免疫療法 は、アレルギーをもつ小児に原因食物を徐々に増量しながら食べさせて耐性を誘導する方法で、現在注目を集めています。
一般的に食物アレルギーの小児は、3歳までに半数が、小学校入学までに90%が自然に耐性を獲得し、原因食物を食べられるようになります。しかし、小学校入学後も原因食物を摂取するとアナフィラキシーを起こすような重度の食物アレルギーを起こす小児は、ひたすら除去を続けるしかありませんでした。
ところが、数年前から国内外で、経口免疫療法の有効性を示す論文などが発表され始め、国内でも複数の病院が臨床研究を行っています。
積極的に臨床研究を進めているのは神奈川県立こども医療センターで、2007年9月から重度の卵アレルギーの患児に対し、入院の上、短期間で原因食物の摂取量を増やして耐性を誘導する経口免疫療法を行っています。
近年、アレルギー疾患は、食・住および自然環境などの様々な環境の変化を背景に、患者数は増加の一途をたどり、病態や臨床経過は多彩な様相を呈しています。最近の特徴としては、複数の抗原(アレルゲン)に反応する患者や複数の臓器組織に病変を有する患者の増加、重症化・低年齢化などが報告されています。MAST33検査は陽性頻度の高い33種類のアレルゲンを測定します。検査材料の血清が0.5mlと少量でできるため、小児など採血が難しい場合に適しています。また13項目分の検査料金で33項目のアレルゲンが検査できるのでお得です。
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