サイトカイン、ケモカイン

サイトカインは、白血球で産生される非抗体性の液性因子であり細胞間の情報伝達を担う糖蛋白質の総称です。

サイトカイン、ケモカイン

サイトカインは、白血球で産生される非抗体性の液性因子であり細胞間の情報伝達を担う糖蛋白質の総称です。
サイトカインは細胞間の情報をつなぐ一群の蛋白質であり、造血系・免疫系・神経系・発生・形態形成・生殖系など生命現象の様々な局面において重要な働きをします。

機能的な特徴としては
1)極めて微量で作用し、その作用は標的細胞表面上に発現している受容体を介して作用する
2)異なったサイトカインが1つの細胞に作用することでサイトカインネットワークを形成している
3)1つのサイトカインが複数の機能をもち、1つの機能は複数の異なるサイトカインに共有される
ことなどがあげられます。

またサイトカインの中でも白血球遊走活性をもつものはケモカインと呼ばれています。サイトカインは内分泌、感染症あるいは炎症性疾患など様々な疾患に関与していることが知られていますが、アレルギー疾患においても重要な役割を果たしています。

ケモカイン
ケモカインとは、特定の白血球に走化作用を有するサイトカインの総称で現在30種類以上報告されています。その中で、RANTESやeotaxinなどのケモカインは好酸球に対して強い遊走活性をもっています。
RANTESは喘息発作中の患者血清中、アレルギー性結膜炎患者の涙液中に上昇がみられます。

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