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アルゴンプラズマ療法は、アルゴンプラズマ凝固装置(APC)による下鼻甲介粘膜焼灼術で、アレルギー性鼻炎、花粉症、肥厚性鼻炎の治療方法のひとつです。
アレルギー性鼻炎の原因アレルゲンであるダニ・ハウスダスト・花粉などは、鼻に入ってすぐの下鼻甲介の粘膜表面で反応を起こしくしゃみ・鼻水・鼻閉を起こします。この下鼻甲介をAPCにより焼灼し、粘膜を変性させることによりアレルギーを抑えようとする治療法です。

アルゴンプラズマ凝固装置<エルベ>
APC療法は、麻酔液の付いたガーゼを鼻内に入れて30分前後、下鼻甲介粘膜表面を十分麻酔した後、施術は内視鏡下で行います。片鼻5分、両鼻で10分くらいで終了します。
術後1〜2週間程は焼灼した下鼻甲介粘膜部が腫れ、表面にかさぶたが付くため一過性に治療前より鼻閉が強くなります。
10日前後に鼻をかんだ際に大きなかさぶたが出ると、その後鼻閉は改善していきます。また、個人差がありますが、1ヶ月前後鼻水に薄い血が混ざることもあります。2ヶ月後には80%以上の方の鼻閉・鼻水・くしゃみの軽快が期待できます。特に鼻閉の改善率が良好です。その後下鼻甲介粘膜が再生してきて長期成績は徐々に低下しますが、平均して1〜2年間は鼻閉のない良好な状態が保てるようです。
手術を行っても改善しない場合や、再発する場合は再治療が必要になります。再治療は、アルゴンプラズマを行うか、トリクロル酢酸(※)を塗布するかの2つの方法があります。
プラズマを使用しますのでペースメーカーの方には使用できません。
手術は局所麻酔にて行いますが、滑走電流により歯痛が出ることがあります。
手術費用は1回約8,000円です。
※トリクロル酢酸塗布治療
トリクロル酢酸という酸により鼻粘膜を変性させ新しい粘膜を再生させる方法です。レーザーやアルゴンプラズマのような機械を使わず、綿棒の先につけたトリクロル酢酸を鼻粘膜に塗布するだけの簡便な方法です。治療効果はレーザーやアルゴンプラズマに比べて低いようです。
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