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新しい アレルギー の治療薬として注目すべきものは、ヒト化抗IgEモノクローナル抗体である オマリズマブ(ゾレア)です。遊離IgEのCε3部分と結合し、IgE抗体と細胞膜上に存在する高親和性受容体(FcεRI)の結合を阻害することで、マスト細胞などからの 炎症性メディエーター の放出を制御します。
現在のところわが国では、通年性の吸入アレルゲンに対して陽性を示す重症喘息の症例にしか本剤の使用は認められていません。注射剤であり、さらに薬価が高いというデメリットはありますが、その有効性や安全性は明らかにされています。
国際的にもその有効性が認められていて、GINA(the Global Iniriative for Asthma)ガイドラインでは、経口ステロイドより優先的な使用が奨励されています。投与後長期にわたって肺機能や喘息コントロールの安定、さらにアレルゲンに対する反応性低下を認めることから、いわゆる disease modifier としての一面を有する可能性が示唆されています。
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