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日本ではアナフィラキシーを引き起こす食物としてソバが有名ですが、最近10年ほどではピーナッツやナッツ類が即時型アレルギーとショック症状の原因として増加しています。
ナッツアレルギーは微量でも皮膚症状、呼吸器症状、消化器症状などに加え、重篤な全身症状を起こす例も多く報告されています。
小児の乳製品、卵、大豆アレルギーでは、年齢とともに摂取が可能になるケースが多いですが、ピーナッツ、ナッツ類は経年的な耐性が得られにくいとされています。
植物学的にはピーナッツはマメ科であり、クルミ、カシューナッツ、へーゼルナッツはそれぞれ別の科に分類されます。アーモンドはバラ科の種実でリンゴやアンズの仲間に入りますが、果肉ではなく種を食べるという点でナッツ類に分類されます。カシューナッツでは他のアレルギー疾患を併発せず、単独でアレルギーを認めるケースが多い特徴もあり、ナッツ類としてひとまとめにせず、個別に診断する必要があります。
クルミ、へーゼルナッツなどのナッツ類は、果物・野菜とともに、カバノキ科(ハンノキ・シラカンバなど)花粉症に合併する口腔アレルギー症候群(OAS)の原因食物としても知られています。これは花粉、果物、野菜とナッツ類の間に存在する共通抗原が原因であると考えられています。
アレルゲン測定可能なナッツ類:カシューナッツ、ピーナッツ、アーモンド、ハシバミ(へーゼルナッツ)、ブラジルナッツ、ココナッツ、カカオ、クルミ
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